米国の逆襲、アルジェリアの歴史的偉業
米国は、2006年にコートジボワールがセルビア モンテネグロ戦で演じて以来、本大会で一度もなかったことを成し遂げました。スロベニア戦で2点差を追いつき、引き分けに持ちこんだのです。しかし、勝ってもおかしくありませんでした。米国の3点目となるはずのエドゥのゴールが認められなかったことは、いまだに少し不可解です。ハーフタイムに突入した時点では、スロベニアに鮮やかなゴールを2つ奪われた米国に勝ち目はなさそうでした。けれども、後半ピッチに現れた米国はまったく別のチームでした。ゴールを狙う米国は、すばらしいプレーと見事な闘志を見せました。90分を終えての引き分けは正当な結果かもしれません。何しろ、スロベニアは人口がわずか200万人余りで、ワールドカップ本大会出場は過去1回(初出場だった2002年は3戦全敗)しかありませんが、立派な挑戦者であることを見事に証明しているのですから。
我らが愛するアルジェリア代表チームも、同じく立派な挑戦者です。
デザートフォックスことアルジェリアは、初戦の雪辱に燃えて勝利に飢えているイングランドと対戦。本大会優勝を目標に掲げるイングランドは、決勝トーナメント出場のためにもできるだけ多くのゴールを挙げてアルジェリアを粉砕するつもりでした。ワールドカップでアフリカ勢相手に過去無敗のイングランドに対し、アルジェリアは本大会で無失点に抑えた試合が過去一度もなく、両者の対戦でアルジェリアが不利なのは明らかでした。
しかし、きょう18日、その2つの記録のうち1つが破られました。アルジェリア対イングランドは0対0の引き分けに終わりましたが、デザートフォックスは何ひとつ謝る必要はありません。試合前に「勝つつもりで戦う。失うものは何もない」とカリム・マトムールが語っていたとおりのことをしたまでであり、まだ敗退も決まっていないのですから。
