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デビュー10周年を迎えたプーマ®モータースポーツ。
その栄光と称賛の歴史。

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スタートライン

1999年、当時プーマAG副社長だったマーティン・ゲンスラーは、まだ多くの競合ブランドが非常に専門的で限られたモータースポーツファンのためだけにしか訴求しきれていなかったパフォーマンスとライフスタイル両面におけるモータースポーツプロダクトのビジネスが、ブランドに多大なるプラスの効果を与える可能性に気づきました。そして彼はプーマがパフォーマンスギアとライフスタイルプロダクト両方の分野で培った多くの知識と経験を融合し、マスマーケットにおいて、熱狂的なモータースポーツファン、エリートレーサー双方に支持される、新たなカテゴリーを創出することができると確信しました。

フォーミュラ1のレースが過去にも現在にも4輪レース界の頂点に帝王として君臨している事実をみれば、そこをスタート地点とすることは非常に意義あることでした。プーマは、リフュエルブーツ(ピットスタッフ向けの耐火シューズ)とチームスタッフ向けのフットウェアを供給することによりウィリアムズF1チームとパートナーシップを組み、そこに参入しました。リフュエルブーツはレースの現場でピットクルーたちによって着用されるシューズです。FIAの規定によりこの種類のプロダクトは、ピットでの作業、車両への給油、タイヤ交換、車両の補修やパーツ交換などのあらゆる場面でクルーたちを守るための厳格な安全基準に合致することが求められています。ウィリアムズF1チームは、レースシーンで輝かしい歴史を築き上げていただけでなく、当時注目の若手ドライバーであるドライバー、ラルフ・シューマッハとアレックス・ザナルディを獲得していました。

プーマは同時に、シートやステアリングホイール、ハーネスやレーシングウェア、ヘルメットなどのアクセサリー類や各種レース車両向けのパーツに特化した企業であるスパルコ社とパートナーシップ関係を構築し、専門店における信頼性と小売流通経路を急速に獲得していきました。

耐火素材製のライニング、最適な保護性能と安定性をもたらすハイカットのスタイル、そしてより高いグリップ性能とアクセルフィーリングをもたらす薄いアウトソールの形状が特徴的な「レースキャット」と呼ばれるシューズは、プーマにおける最初のF1レース向けシューズとなりました。 このプーマ独自のデザインのシューズは、ウィリアムズF1チームのカラーで生産され、スパルコ社の商標が同時につけられていました。

モータースポーツをあらゆる人々にとって身近な存在にした「スピードキャット」

2000年までに、プーマ モータースポーツは2つのキーとなる活動により成長していました。より多くのレーシングチームと契約することと、ライフスタイルカテゴリーでの製品売上拡大を図ることです。マーティン・ゲンスラーは、当時スポーツの市場に存在しながら世界的なリソースとインフラに乏しかった他のアパレルブランドに追いつくことができると確信したのです。

プロドライバー向けレースキャットのテイクダウンバージョンは、2000年秋のコレクションにおいて初めて一般顧客向けに発表されました。耐火機能をもたないライフスタイルバージョンとして「スピードキャット」と呼ばれたこのシューズには、ミッドカットとローカットの2種類が用意されていました。その後、「キャットファミリー」とも呼ばれるこのシリーズには「サーキャット」「レプリキャット」「カーブキャット」などの数多くの追加バージョンが加わりました。このシリーズは、爆発的なヒットを記録し、世界中の都会的で若いライフスタイルユーザーに絶大な人気を博すこととなります。

その年の後半にプーマは、ジョーダン、ミナルディ、ベネトン、アローズ、プロスト、ザウバー、そしてBARの各F1チームとパートナーシップ関係を結び、急加速していきました。

パフォーマンスアパレル(レースウェア)の世界に進出

プーマは2003年から2004年にかけても、一気に加速していきました。耐火機能を持ったレースウェアを含むパフォーマンスアパレルを、ザウバー、ミナルディF1、ルノーの各チームのドライバーとピットクルーたちに供給することで、その領域を拡大したのです。これらには、全てが耐火素材でつくられた上でFIAの承認が必要なレーススーツ、グローブ、アンダーウェア、バラクラバが含まれていました。これにより、プーマはチームとドライバーの全身をフルに固める、完全なるレーシングブランドとなったのです。

プーマのレーススーツは、最高品質のノーメックス®生地(デュポンファイバー)で製造されています。ノーメックスは、レーススーツがレベル2程度の火災が起こる前に最高12秒間、ドライバーの体を保護するよう求めるFIAの厳格な規定に則っています。また、プーマのフルムーブメントシステム(FMS)は、腕・腰・膝・袖口部分に伸縮性のあるパネル構造を採用することで、ドライバーのコックピット着席時の可動範囲の安全性を損なうことなく拡大させることを実現しています。このスーツはまた、人体工学に基づいてドライビングポジションをとるドライバーの体に最適にフィットするようにデザインされています。

レーススーツの下にも、ドライバーはノーメックスのアンダーウェアを着用します。FIAはアンダーウェアに関して、1㎡あたり180gという最低限の重量で、長袖、ハイネックであることを求めています。ヘルメットの下に着用するバラクラバ(フェイスマスク)も特別な構造をしています。ヘルメットが開口している前面部は2層構造、ヘルメットで覆われている後部は1層構造で構成され、視界確保のため前面部に1つまたは2つの穴が開けられています。ロングアンダーパンツと耐火ソックスもアンダーウェアキットに含まれます。

グローブは、最先端のマシーンに見られる多くのノブやレバー、スイッチ類の操作性を確保つつ、ドライバーとステアリングを結ぶ重要なコントロールポイントとなります。プーマのレーシンググローブは、手首の部分でレーシングスーツと重ねて、指と手のひらを覆うようにデザインされています。手のひら部分にレザー素材を使用することはFIAの規定で厳格に規制されており、規定上限以上の割合に拡げることは許されていません。それ以外の部分は、最大限の軽量化のためノーメックス生地で構成されており、快適で保護性能をもったものとなっています。

「フューチャーキャット」と「スクーデリア フェラーリ」

プーマは2005年、「フューチャーキャット」と呼ばれる次世代の革命的なレーシングパフォーマンスシューズを世に送り出し、次なるステップへと踏み出しました。このシューズは、つま先部に最適なフィット感と快適性をもたらすために人体工学的に計算されたアッパー部の形状や、かかと部分を支点としたよりスムーズな足の動きのためにラウンドした形状のかかと部分などが特徴となっており、最先端の革新的なプロダクトとして市場に大歓迎を受けました。

このシューズのプロモーションのため、プーマは常に最も成功を収めるレーシングチームであり続けるスクーデリア・フェラーリF1チームとの協力関係を結びました。プーマフェラーリのプロダクトは、オーストラリア メルボルンにてF1シーズンが開幕した2005年3月にデビューしています。 これによりプーマはフェラーリのオフィシャルサプライヤーとして、チームのパフォーマンス レースウェア、レーシングシューズ、チームウェア、チームシューズ、トラベルウェア、チームバッグ、トラベルバッグなどの供給を行なうことになります。

続く2005年3月には、プーマはフェラーリレプリカのアパレル、フットウェア、アクセサリー類を世界の市場に投入しました。そして2005年7月から、ライセンス契約に基づくフェラーリライフスタイルのアパレル、フットウェア、アクセサリーが追加されています。

またプーマは2005年以来、フェラーリチャレンジ、ヒストリカルチャレンジ、コルセクリエンティ、コルセピロタ、フェラーリドライビングエクスペリエンス、レッドレーシングスクールなどのフェラーリに関連するプロジェクトも数多くサポートしています。

ドゥカティとともに2輪の世界でもさらに飛躍するプーマ

2輪の世界でのパートナーを探していた2006年、プーマは世界規模の高級バイクメーカーであり、モトGPのトップチームの一つであるドゥカティ社と協力関係を結び、ライセンスパートナーとなると同時に、ドゥカティコルセレーシングチームのオフィシャルフットウェアサプライヤーとなりました。2007年には、プーマとドゥカティは高い人気を博した「ボルゴ・パニガーレ」シリーズのフットウェアの展開を開始しました。それは、2008年のテスタストレッタシリーズ、そしてプーマ初のフルレンジのドゥカティアパレルコレクションへと続いています。モンスター スーパーバイクに搭載されたドゥカティの伝説的なテスタストレッタエンジンにインスピレーションを受けたこのライフスタイルシューズは、2輪のパフォーマンスブーツから特徴的なモチーフを得つつ、ポロシャツ、ショートパンツ、ミリタリーキャップといったアパレルのコレクションに、最適に合わせられるプロダクトになっています。

レッドブル・トロロッソとともに生み出す「モッズ&ロッカーズ」のテイスト

2007年、プーマはレッドブルレーシングおよびスクーデリア トロロッソF1と契約を結び、両チーム およびレッドブルエナジーステーションのスタッフのレースウェア、チームウェア、トラベルウェア、フットウェア、アクセサリーの供給を開始しました。

その直後の2008年、プーマは「モッズ&ロッカーズ」をテーマとしたレッドブル、トロロッソF1のアパレル、フットウェア、アクセサリーのコレクションの展開を開始しています。 モッズスタイルは、細身のスーツ、かちっとした細いパンツ、尖った靴などを好むファッションスタイルです。彼らは自分のスタイルに完璧なまでの自信をもち、ファッショントレンドとして扱われることを誇りとしています。それとは対照的にロッカーズは、斬新かつ反抗的な態度が特徴で、妥協することを望みません。

レッドブルレーシング(RBR)は2つのレッドブルが所有するレーシングチームの中でも、モッズのように、経験豊富でクールで規律正しく、より確立されたイメージです。これを反映し、RBRのコレクションはテーラードの感覚や細身のディテール、バッジやピンでファッションをカスタマイズし個性を主張するといったモッズカルチャーからインスピレーションを得た、クリーンでフォーマルなルックとなっています。

スクーデリア トロロッソ(STR)は若いイメージのチームであり、STRのコレクションはやんちゃなバイカースタイルなどに象徴されるロッカーのスタイルにインスピレーションを得ています。彼らは、よくタイトなジーンズや光沢のスタッズやバッジなどで飾られたレザージャケットなどを好みます。STRのアパレルは、洗い加工や手触りの荒い生地、切りっ放しの加工などによる古着風のディテールなどによって、ロッカーたちの自信に満ちた反抗的なイメージを表現しています。

プーマモータースポーツの10周年を祝して

10年前の単なる1スポーツメーカーとしてのスタートから始まり、今や全てのエリートレーシングの世界においてナンバー1のスポーツライフスタイルブランドとなったプーマは、現在ではBMWザウバーF1、INGルノー、レッドブルレーシング、スクーデリアフェラーリ、スクーデリアトロロッソ、そしてドゥカティとパートナーシップを結んでいます。

10周年のマイルストーンを迎え、プーマはクラシックスタイルのレーシングシューズに新たな解釈を加えたシューズを市場に送り出します。「スピードキャット2.9」です。「スピードキャット2.9 ミッド 10イヤーズ」は、オリジナルのスピードキャットに影響された最新のアップデートバージョンです。アウトソールにはストリートシーンで注目のスタイル(バルカナイズドスタイル)を採用、プーマのモータースポーツプロダクトらしいユニークなデザイン(タイヤトレッドをイメージしたソールパターンとラウンド形状のヒール)が特徴です。アイコニックなモータースポーツシューズに対する斬新なアプローチで、プーマはこの英雄的なシューズを再びトップギアへと持ち込みます。

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