長谷部誠
interview
長谷部誠(ヴォルフスブルク/日本代表)
第88回高校サッカー選手権の公式ポスターに藤枝東時代の長谷部選手写真が使用されていますが、高校時代の3年間の思い出は?
思い返してみると、確かに当時の練習はすごく厳しくてきつかったですけど、でも気の合うチームメイトと愚痴を言い合いながら、毎日サッカーに明け暮れていたのが今となってはいい笑い話です。その高校時代の友人はその後もすごく大事な存在になって、今でもオフ中にみんなで集まってフットサルしたり、正月にみんなで集まったりしては当時のきつかった練習の話をしますね。
ポスターの通り藤枝東のユニフォームなどチームウェアがプーマでしたが、長谷部選手のサッカー人生におけるプーマとは?
プーマは僕のサッカー人生のパートナーというような存在ですね。スパイクもずっとプーマのものを使っています。初めてはいた瞬間から僕の足にフィットしたスパイクで、なくてはならない存在です。
高校時代からプーマのスパイクを愛用されているとのことですが、どんなシューズを履いていましたか?また、履き続けている理由は?
デルムンドを高校生からずっとはいていました。それは、足にぴったりとフィットする抜群の履き心地の良さにつきますね。
高校時代の長谷部誠にとっての「全国高校サッカー選手権」「国立競技場」とは?
高校サッカー選手権は、僕にとっては本当に憧れの夢の舞台でした。生まれ育った静岡県では、県予選からテレビ放送されている盛り上がりようで、お正月には必ず選手権の放送を見ながらいつか自分もこの舞台へと夢見ていましたね。だからこそ、高校生の時に出場できなかったのは今でも残念に思っています。出たかったですね。国立競技場は日本サッカーの聖地ですね。プロとなった今では何度か国立のピッチでプレーする機会がありましたが、あのピッチに立つと特別な気持ちになります。
もし当時の高校サッカープレーヤー・長谷部誠にアドバイスできるとしたら何をアドバイスしますか?
とにかく仲間を大切にしろと。高校時代の友人はきっと特別な存在になるから。一生の友になるような出会いがあるから友人を大切にして、毎日を楽しめと言いたいですね。
長谷部選手が浦和レッズに入団以来、Jリーグで数々のタイトルを獲得したり、最近ではドイツ・ブンデスリーガを制覇した時にも、いつもプレーを支えていた「デルムンド」から2010南アフリカ大会にむけ「POWERCAT J」が新しいパートナーになりましたが?
そうですね。ずっと長いあいだ履いていた「デルムンド」から「パワーキャットJ」に変わるのは、「デルムンド」への愛着もあったので正直少しさびしい感じもしたのですが、パワーキャットJだと蹴った力そのものがボールに伝わっている感じがします。さらに「デルムンド」と「パワーキャットJ」では履き心地そのものが似ていて、実際にプレーしていても履き心地が変わった感じも違和感もなくて、すぐにフィットしました。しかもデザインがかっこいいので、そのデザインに見合うようなプレーをしなくてはと張り切っています(笑)
高校時代フィジカルが弱いとされていた長谷部選手が、現在は欧州の第一線で活躍している理由は?
なんだろう? 難しいですね(笑) 
簡単に言うと「気持ち」だと思います。僕はフィジカル面は気持ちが何よりも大事という持論があるんです。相手の選手とぶつかる時でも絶対にこいつには負けないと思ってあたると勝てるんですよ、本当に。
昨季はドイツ・ブンデスリーガ優勝。今季は欧州CLも経験したヴォルフスブルクでの現状?(プレー&生活など)
この町にやってきてやはり最初は言葉の壁があったり、色々と大変な面もありましたが、今はサッカーにも慣れてドイツ語も話せるようになって、住みやすくて良い環境にあると思います。今年は欧州CLにも出場して、また新たな経験も得ることができました。チームメイトもヨーロッパ各国の代表クラスが集まるのでレベルが高くて、毎日の練習からやりがいを感じていますね。
長谷部選手が、疲労回復やスランプ脱出の為に行っているリラックス方法はありますか?
僕はお風呂にながくつかるのを楽しみにしていますね。あとは時間のある時に小説や本を読んでゆっくりすることですね。愛読書は宮本武蔵の「五輪書」です。
今回のプーマCMのコンセプト「LOVE=FOOTBALL(ラブ・フットボール)」については、実際はどうですか?CMではサッカーが大好きすぎてスパイクを履いたまま寝てしまって、夢まで大好きなサッカー、、、というストーリーでしたが長谷部選手がサッカーを大好きだからこそ実際におこったエピソードを教えてください。
僕にとってサッカーは、それこそ物心つく頃からすぐその場に存在していたもので、サッカーとともに成長してきました。だから僕にとってサッカーは酸素というか空気というか。あることが当たり前で、なくてはならないものです。だから、小さなから僕の場合は遊ぶのもいつもサッカーでしたから。
2010年の目標は、もちろん南アフリカの地での活躍だと思いますが、より具体的には?
来年の目標は、南アフリカの地で頂点に立つことです。勝負事で負けるのは嫌いなので、全部勝って優勝します。難しいのもわかっています。個人としては、ゴールやアシストなど得点に絡むプレーを目指していきたいですね。
最後に
長谷部選手に憧れている全国の高校サッカープレーヤーにメッセージをお願いします。
高校サッカーというのは、時間が限られていて「今」しか存在しない特別な時間です。悔いなく、サッカーボールを追いかけて、サッカーに夢中になってください。そしてその特別な時間を共有するチームメイトを大事にして、監督、コーチ、マネージャー、スタッフ1つになって青春をかけぬけてください。