2009年11月 5日 21:46

ボルト、「ロング ラン」の大使を務める

LONG_RUN.jpg世界最速の男ボルトは、初めてアフリカを訪れた際の記者会見でもいつもどおり、落ち着いていました。世界最速の動物であるチーターと競争するわけではないというのが理由ではありません。チーターの子供を里親として引き取ることになっていたからです。

「やっと実感が湧いてきた。ライオンでなくてよかったよ」とボルトは静かに笑いながら言いました。「カメラマンが写真を撮ろうとしているときでさえも、チーターの方がはるかにおとなしい。この手でチーターを抱けるのを楽しみにしているよ。すてきな体験になるだろうね」

オリンピックと世界陸上で3冠を果たした陸上界のスーパースターは30日、長距離王国ケニアに到着。地域の生態系を守るための慈善キャンペーンに先駆けて、4日間にわたって滞在します。

慈善基金「ロング ラン(The Long Run)」のメンバーであるボルトは、ケニアのさまざまな野生動物を目にできるのは楽しみだが、ライオンに会うのは怖いと語りました。

ボルトは今後、プーマの会長兼CEOのヨハン・ザイツが主宰するザイツ財団と「ロング ラン」の大使として活動します。また、ジャマイカ系ウェールズ人の元オリンピック選手で、110 m ハードルの元世界記録保持者コリン・ジャクソンもザイツの取り組みに協力しています。

「このキャンペーンに惹かれたのは、環境保護と異なる文化の共存を目的にしているからだ」とボルトは記者会見で述べました。「次世代の幼い子供たちを教育し、僕をロールモデルとして見習ってもらい、平和的共存と環境保護についてできるかぎり広く伝えていきたい。ザイツ財団は優れた理念を持っているから、その一員として務めを果たしたい」