ミルズがジャマイカ代表コーチを辞任
ジャマイカ代表ヘッドコーチを辞任したボルトのコーチ、グレン・ミルズ
3冠王者ウサイン・ボルトのコーチで、レーサーズ トラッククラブの会長でもあるグレン・ミルズが、22年間務めたジャマイカ代表のヘッドコーチを辞任しました。
「1988年以降、様々な世界大会で毎回ヘッドコーチを務め、結果を残し続け北京で栄冠をつかんだ今、まだ先があるうちに辞めるのがいいと思った」とミルズは2日、ジャマイカ オブザーバー紙の独占インタビューで語りました。
ミルズは昨年、これまでの陸上界への貢献に対し、ジャマイカで5番目の栄誉賞に当たる「Order of Distinction in the rank of Commander Class」を授与されました。
「史上最高の成績を残しているジャマイカ陸上界の現場から去る。これは、あれこれ物議を醸したことがすばらしい成功を生んだという事実と矛盾してはいないかと思われるかもしれない」とミルズは冗談めかして言いました。
しかし、さらにこう付け加えています。「確かに、誰もが望む状況ではないが、私は自分のやり方でジャマイカに貢献でき、愛して止まないこのスポーツの発展に役立てたことを嬉しく思っている。今が代表に別れを告げるときだ」
ミルズが指揮を執った1987年から2009年の間に、ジャマイカ代表はメダルを世界陸上で71個、世界最高峰の陸上大会で33個獲得しました。
NACACの年間最優秀コーチに選ばれたミルズが言うには、今よりずっと前、シドニー終了後の2000年にも辞任を決意していたそうです。「私はもう若返ることもなく、この仕事に求められるものとストレスを考えれば、もっと若い人材がこの重責を引き継ぐ必要がある。頂点にいるときに辞めるのは、いいタイミングだ」
ジャマイカ オブザーバー紙によると、ミルズは代表のコーチを辞任したことで、これからはボルトが所属するクラブチームの指導に専念する予定だということです。