2009年10月20日 18:29
ジャック対ボルト、2012年へ向けて(パラシュート?)
2009年10月19日 18:28
ボルトはニューデリーで走る?
ボルトは2012年のロンドンオリンピックに備え、2010年シーズンは大きな大会に参加するつもりはないと語っています。そのため、来シーズンのスケジュールにコモンウェルス競技大会への出場が入るかどうかには、大きな疑問符が付いています。
先月、ニューデリー大会組織委員会のスレシュ・カラマディ委員長は、ボルトとアサファ・パウエルをはじめ、ジャマイカの有力な短距離選手たちはニューデリーで走ると断言しました。
けれども、オリンピックと世界陸上の3冠王者ボルトは、100 m と200 m で世界記録を更新し短距離界に革命を起こした2シーズンを終え、2010年は無理をしないと明言しています。
ボルトは、2010年10月3日開幕予定のコモンウェルス競技大会への参加をずっと拒み続けており、最終的な判断はコーチのグレン・ミルズに任せるつもりだと語っています。
2009年10月17日 18:26
ボルト、クリケット大会に参加
ボルトは、10月18日(日)にジャマイカのディスカバリー・ベイで開催される第2回Chris Gayle-led Pro 15/15クリケット大会にクリケットのスター選手らとともに参加します。
1日限りの同大会には、カリブ諸国各地からクリケット界を代表する往年の名プレーヤーや現役のスターが出場。デジセルの後援のもと、クリス・ゲイル、ラムナレシュ・サーワン、ジェローム・テイラー vsコートニー・ウォルシュ、リッチー・リチャードソン、カートリー・アンブローズらのファン待望の一戦が実現されそうです。
ボルトは同大会に参加する喜びについて、こう語りました。「クリス・ゲイルが計画したこの大会のことを聞いたとき、ぜひ参加したいと思ったんだ。ゲイルがクリケットを通じて前向きな力を広めようとするのは、すばらしいことだ。そうやって子供たちにクリケットに対する向上心を持たせ、ピッチ上や実生活で成功するための正しい態度を身に付けさせようとするのはね」
「スポーツではクリケットが一番好きだよ。僕はコートニー・ウォルシュをはじめ、クリケット選手が西インド諸島を新たな高みへ導くのを見ながら育ったし、クリス・ゲイルの大ファンでもあるんだ。あの力強いバッティングと冷静さにはとても感銘を受けているよ。彼は今一番お気に入りの選手だね。だから、彼らといっしょにプレーできることは、夢がひとつ実現することになる。彼らが日曜日に、このすばらしい大会をサポートし、盛り上げてくれるために来てくれることをとにかくみんなに伝えたい」
デジセル・グループのマーケティング・ディレクターのキーラン・フォーリーは、次のように語りました。「デジセル・ファミリーの一員であるボルトが今大会をサポートしに来てくれるのを嬉しく思っています。デジセルは地域への奉仕に尽力しており、今大会もその一環です。ワールドクラスのクリケット選手と世界最速の男が組むことで、観衆の皆様は今度の日曜日に夢のような時間をお過ごしいただけることでしょう」
2009年10月16日 18:30
ボルト、2010年は「スローダウン」へ
2009年シーズン、ウサイン・ボルトは100 mに9回、200 mに5回、150 mに1回、400 mに2回、4 × 100 mリレーに5回出場しました。
2008年シーズンには、100 mに9回、200 mに6回、400 mに1回、4 × 100 mリレーに1回出場しています。
ここ2つの世界大会で世界記録を更新し、陸上競技の様相を永遠に変えてしまった今、この世界最速の男は、大きな大会のない2010年シーズンは無理をしないつもりだと語っています。
ボルトは、2008年の北京オリンピックと今夏のベルリン世界陸上において短距離2種目で世界記録を更新し、それぞれ2冠を達成。各タイトルを守るためにも、体をフレッシュな状態に保ちたいと言うのです。
「来シーズンは無理しないつもりだ。もちろん全力を尽くしてレースを勝ちにいく。けれど、やり過ぎたくはない。来シーズンのあとには世界陸上とオリンピックが控えていて、そこでタイトルを守りたいからね」
この言葉に驚く人がいるでしょうか。
2009年10月15日 17:25
今日の豆知識
ランニングマシンで走るのは、外を走るのと同じ効果があるのでしょうか。
ランニングマシンでも外でも同じくらい体を鍛えられます。現実に、多くの長距離ランナーがマシンを使うことで、脚にかかる衝撃を路上で走るときよりも軽減しようとしています。とはいえ、両者にはエネルギー消費(カロリー燃焼)にわずかな差があります。同じ速さで走った場合、外を走るほうが、空気抵抗がないランニングマシンよりもわずかにカロリー燃焼が多くなります。調査研究によるとカロリー燃焼についてはマシンの勾配を1%つければ、外を走るときとよく似た数値になり、同等の効果が得られます。
ランニングマシンで走ることの短所は、新鮮な空気が肉体と精神にもたらす日常的な効果を得られないことです。
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2009年10月13日 19:16
ボルトもそろそろペースダウン?
これは、マイケル・ジョンソンが『ニューズウィーク』10月5日号に寄稿した記事です。彼の考えはいつも非の打ち所がないように思えますが、最初のうち、私はその根拠にいまひとつ納得できませんでした。一晩よく考えてみましたが・・・やはりピンときません。
今年の陸上競技シーズンが終わりを迎えるなかで、明らかになったことがひとつあります。それはウサイン・ボルトのような選手はいない、ということです。ジェシー・オーエンス、カール・ルイス、そして私はいくつもの記録を更新しました。どんなスポーツにも若き天才がいます。タイガー・ウッズやウェイン・グレツキー、マイケル・ジョーダンはさまざまな記録を塗り替え、一躍スターダムに登りつめました。けれども、ボルトの驚くべき点は、若干22歳にして、短距離走者がなし得る偉業をことごとく達成したことです。彼は世界選手権とオリンピックで金メダルを獲得し、100 mと200 mの世界記録を塗り替えました。実際のところ、「塗り替えた」というより「打ち破った」という表現がふさわしいかもしれません。今夏の世界陸上ベルリン大会では、昨年の北京オリンピックで自らが打ち立てた世界記録を0.1秒以上縮め、100 mを9秒58、200 mを19秒19で走り抜けました。
とはいえ、ボルトにも、そろそろペースダウンする時期が来たのかもしれません。肉体面では、間違いなく競技を続けることができるでしょうし、今後どこまで速くなるのか見当もつきません。ただし精神面となると話は別です。若くして成功したアスリートにとって最も難しいのは、モチベーションいかにして維持していくかということです。レースを始める前から自分が勝つことがわかっており、ボルトのようにたくさん稼ぎセレブの地位を築いたアスリートであれば、「やる気をどこから奮い立たせられるのだろうか」と、どうしても思い悩むでしょう。確かに、彼はもっと速くなるでしょうし、これからも記録を塗り替えるでしょう。けれどもボルトは、私をはじめ他の選手が10年以上かかったことを、わずか2年で実現したのです。これ以上、何を成し遂げればよいのでしょうか。
来年は、陸上競技の大イベントである世界選手権もオリンピックもありません。休みを取り、慈善事業に力を入れ、他のトラック競技に再び焦点を合わせるには良い年です。出場試合をコモンウェルス競技大会に絞り、母国ジャマイカのチームに参加してもよいでしょう。もっとも、ボルトが休息を取ったほうがいいと考える理由は他にもあります。彼は、団体競技が主流となっているアメリカで、陸上競技への関心を呼び覚ましました。けれど、彼ほど速い男でも、あらゆるレースで記録を塗り替えるわけではありません。しかも、彼が速すぎるあまり、トラック競技のスリルは徐々に失われてしまうでしょう。なにしろ、ボルトがレースに出れば、私たちには勝者が事前にわかってしまうのですから。
2009年10月 9日 19:43
ウサイン対カール、どちらが最高?
ボルトがオリンピックでの偉業に続き、世界陸上でも再び世界記録を更新し、人類がどこまで早く走れるかという予測を上方修正させてからここ数週間、陸上界はこんな話題で持ちきりでした。
ボルトは史上最高のアスリートなのでしょうか。カール・ルイスより偉大なのでしょうか。
ボルトは史上最高の選手になりたいと言っていますが、そのために乗り越えなくてはならない相手がルイスです。では、ルイスをオリンピック通算9冠へと導いた伝説のコーチ、トム・テレツの意見はどうでしょうか。
「カールを超えるのは難しいと思います。18年間もの間短距離界に君臨したうえに、あまりにも多才な人間だったからです。カールはタイムを目標に走ったのではありません。私たちもそういう指導はしませんでした。カールはあくまでも競争者であり、時間ではなく相手に勝つために走ったのです。私たちはいつもそのことだけに意識を向けていました」
とはいえ、ボルトのオリンピック3冠とベルリン世界陸上3冠には、5度の世界記録更新が伴っています。
2009年10月 7日 19:29
ボルトの広告契約
北京オリンピック後、私はボルトが米国の広告界で巨大な存在になると単純に思いこんでいました。私がまずボルトから連想したのは、高速インターネットプロバイダーや自動車メーカーなど、いずれにせよ最速というブランドイメージを求める会社です。
そんなとき目に飛びこんできたのは、「3Gは、ウサイン・ボルト級の速さ!」という見出しの記事でした。その書き出しは、「Goodness! Gracious! Gosh!(すごい、親切、びっくり)、興奮と驚きを約束する3つのG」というものでした。これは携帯電話会社についてのもので、ボルトの名前を利用して利益を得ようとしているのです。ボルトにお金を払っているわけではありません。
当時、なぜボルトの契約についての話題があまり出てこないのか不思議に思っていました。ボルトに広告契約の話がないのは、米国で短距離競技の人気が高くないからなのでしょうか。「う~ん」と頭をひねりたくなるような疑問のひとつでした。
メディアでは現在、ボルトのマネージャーのノーマン・ピアートが、プーマ、ゲータレード、デジセル、テキサコを初めとするボルトの数々の広告契約に、書籍、映画、車、テレビゲームなどの商品を加えるべく動いているという記事があふれています。

ここでピアートの略歴について少し述べておきましょう。ピアートはボルトが15歳のときにマネージャーに就任し、その権限はボルトが成功するたびに大きくなっていきました。ボルトが16歳のとき、毎年恒例のBoys Championshipsで彼が初めてタイトルを獲得して間もなく、シューズとアパレルの4年間の広告契約をプーマと結びました。ピアートは、プーマとの最初の契約にはボルトの成長を促すインセンティブがたっぷりあったと言います。
「デジセルがボルトとのスポンサー契約に興味を示したのは2003年でした。当初はとても小さな契約でしたが、急激に大きくなりました。今は当初の100倍くらいあります。北京以降は、地域契約を延長しました」
ベルリンでの華々しい活躍のあと、ピアートはこう述べています。「企業がまた戻ってきて、契約はより高額なものになっています。今から12月までにあと2つ契約を交わす予定ですが、大事なのは、そんなにたくさん契約はできないということです。5つか6つくらいじゃないでしょうか。それで十分なはずです」
多くの会社が、選手ひとりの成績でスポンサーのイメージを損なうおそれのある個人よりも、チーム単位のスポンサーになることでリスクを分散させたいと望んでいるとピアートは言います。そして、陸上競技は伝統的に売りこみにくいそうです。
「広告契約に関しては、ずっと最悪だった。陸上界で実際に世界契約を結べるアスリートは多くはないでしょう。我々も大型契約を結ぼうと動いていますが、今でもそれは簡単なことではありません。ですが、大きなタイトルを2つ獲得したという点では、ボルトはこれまで以上に注目を集め、このスポーツの地位をいくらか引き上げました」
ピアートによるとボルトは昨年、ゲータレードと1年間の世界契約を交わしたとのことです。テキサコとの契約は今のところ国内限定ですが、「テキサコ側が世界規模の契約に興味を示した」と、ピアートは述べました。また、この手の世界契約には多くのやりとりが付き物だということも彼は指摘しています。
ボルトへの注目が日々高まるなか、こうした広告契約の進展を見守るのは興味深いことです。そして、さらに重要なのは、ボルトのマネージメント・チームがどんな対応を見せるかということです。
2009年10月 5日 19:21
ジャック対ボルト、2012年ロンドンで対決
南アフリカにこんな男がいます。2012年のロンドン・オリンピックでボルトを打倒すべくトレーニングを重ね、その様子をビデオに収めているのです。男はこう語っています。
「多くのトップ・アスリートはオフシーズンをのんびり過ごしたがるが、僕はちがう。僕はサメのように不眠不休で獲物を追いかけるんだ。ウサイン・ボルトという獲物をね。
トレーニングを始めるにあたって型破りのアイデアを試してみたくなったんだ。僕にとって幸運だったのは、ある晩偶然バーでディーン・マホガニー教授に会って、短距離競技について語りあえたことだ。教授はイルカの心理学の専門家で、ある意味ちょうど僕が探していたタイプの人間だったんだ」








