第8レグ2日目-ケニーのアイルランド引越願望
2009年6月 7日 15:09
"アイルランドに引っ越したいと思ってるんだよ。
アイルランドはいつも天気が良いし(少なくとも僕らがいた間は)、ゴルフも凄く面白いんだ。人々もこれ以上良い人達はこの世に存在しない、って言うくらい素晴らしいし、美味しいビールがどんな場所でも飲めるしね。アイルランドにいた時はレースに勝つこともできたし、人々は1日中僕らにサインや写真を求め集まってくれるんだ。んー、アイルランドを嫌いになる理由なんて、どこにも無いよね?!?!
レッツ・ドゥ・イット・ゴールウェイが、今後レースのストップオーバーで恒例となり得る面白いことをやっていたよ。彼らはボールを転がして、地域のみんながそれを掴んで走るんだ-参加した全員の人達におめでとうと言いたいね。2週間の間、地域のみんなと一緒にいられて本当に楽しかったし、次のレースが開催される前に、間違いなくまたここに戻ってくるよ。今度、誰か一緒にゴルフでもやらない?
天気も凄く良くて、ただ暖かくて晴れているだけでなく、風は強くてとても速かったんだ!
僕らは大体スタートの時は悪天候に見舞われるか、もしくはボートが流されてしまう事が多いんだ。17時間前にこのレースでポートを離れた時と同様、僕等はこれまで、理想的な風を受けながら航路に着くことが殆ど出来なかったんだよ。そういう状況では、素晴らしい瞬間を体験する事ができる半面、身の毛もよだつような事もあったよ。
見送りのフリートが離れ、海岸に向けたスピード・レースが開始されたんだ。グリーン・ドラゴンのみが沖に向かい、僕らを含めた他のチームの一団に対して、数マイルのアドバンテージを築くことに成功したんだ。そして凄い事が起こったんだ!帆を上げてジャイビングしようとしたまさにその時、突然38ノットのスコールが始まったんだ!信じられないね!状況が一変したから、僕らはカイトを下ろすことにして、スコールが止むまでジブにスイッチする事にしたんだ。考えは良かったけど、上手くこなすことが出来なかったね。38.7ノットの中ギアを全開にするのは、とてもリスクがあるよね。カイトを下げるだけでも十分危ないのに、ボートが跳ねたりしている時は特に危ないよ。この間、風速38ノットの風が吹きっぱなしだった事は、もう既に教えたっけ?
ようやくハルヤードを掴み、ジャイブする事が出来たんだ。グリーン・ドラゴンだけが唯一スコール前からジャイブを開始していて、それによって、僕らに対して数マイルのリードを築く事に成功したんだ。E4を最後に目にした時は、彼等のボートのサイドが海面に触れるほど揺れていたよ。結局、E4も僕らの10分後くらいにようやくジャイブをし始めたんだ。アイルランド島の下側を曲がり抜け、平均27ノットでファストネット・ロックを越え、全チームが再び一団を組むことになったんだ。まるで各チームのボートがマグネットで引き合うかのように接近していて、離れることが出来ないんだよ。
今、僕らは公式にイギリス海峡に入ったよ。今ちょうどランズ・エンドを通過し、ここに到着するまで17時間かかったけど、非公式ながら、恐らくこのタイムは船による最速記録になると思うよ。一晩中ボートを凄いスピードで走らせ、今風は緩やかになり後方から吹いているよ。僕らは今日殆どの間、イギリス海峡を中~軽風の中で走行すると思うよ。E4は今風下2マイルのところに位置し、テレフォニカ・ブルーは約2マイル、E3は約3マイルE4の後方を走っているよ。再び今回のレースでも、鍵を握るのはグリーン・ドラゴンだね。彼らはフランス側の海峡を抜けて、最終的には相当なリードを保って他のボートに合流してくるはずだよ。まだはっきりしないけど、とにかく僕らはテレフォニカ・ブルーに注意を払わなきゃいけないね。このレグでの優勝を諦めた訳じゃないけど、とにかく今は目の前にある仕事、つまり、テレフォニカ・ブルーに対してポイントを稼ぐことに集中しないとね。
何事もないレース初日では、テレフォニカ・ブルーは精彩を欠くから、僕らは直ぐに調子を取り戻すと思うよ。さっき、チームのみんなで昨晩の走りっぱなしの夜について話していたんだ。今は水しぶきもそんなに酷くないから、みんなとても安心しているよ。ボートは凄く速いけど、とてもビショビショだよ!プーマが素晴らしい悪天候用のギアを制作してくれたから、とても有り難いよ。ちゃんとここで、その効果は証明されているよ!
ケニー
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