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終わりなき航海


17日目。順調?

 

この時期の南へ向かう旅は、気楽で快適なものにはならないとわかっていましたが、ここまで17日間は順調に進み、なかなか楽しい旅となっています。

 

ポルトガルのポルチマンに停泊し、レースに付きもののクルーの入れ替えを行い、ケイプとマイクをミドルシー レースへ送り出しました。そして新たなクルーとしてトム・ゴール(プーマのセールメーカー)と彼の仲間のダンを迎えました。ダンのことは、ダンという名前のほかに何も知りませんが、ここまでウォッチパートナーとしてすばらしい働きを見せてくれているだけでなく、小説や車雑誌なども持ってきてくれました。

 

私たちはとりわけ大きな問題もなくジブラルタル海峡に入り、ほとんどの時間、周囲に船が10隻ほどしかない航海しやすいときに通過しました。以前ここを通ったときは暗闇の中だったことを考えれば、日中に通過し、岩礁を確認できたのは幸運でした。

 

周辺に急な大波をもたらす場所がいくつかあるものの、ここまでのところ地中海の波は穏やかです。私たちが目指したここ2回の航路定点でもそうであったように、微風が進行方向から、まったく同じ強さ吹いてきています。この向かい風は永遠に続くかのようです。

 

偶然にも、イタリアチームが乗っているエリクソン3がわずか2マイル離れたところにいます。彼らは私たちとよく似た航路の旅を続けていますが、目的地はもう少し先、イタリアのジェノバです。

 

前回の天気情報から判断すると、東側に向かっていた彼らは11日、かなり厄介な50ノットのミストラル(南フランスの寒冷で乾燥した風)と格闘していたはずです。彼らとは、ともに悪天候のためにドイツのキールやポルチマンで停泊したときと同じく、スペインのアリカンテでも再会するかもしれません。お互い、ドックで挨拶を交わすちょっとした仲間として、今ではよく知っています。彼らと会うことはひとつの喜びになっています。

 

向かい風に逆らって100海里進んだあと、明日の朝しばらく風がやんだら、アリカンテまで残り25マイルはエンジンを止めるかもしれません。

 

到着はまだですが、次第にそのときが近づいています。


 

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